2020年3月2日
600mmまでのギヤのソフト・ハード加工できるグリーソンのパワースカイビング盤は、新たに機上のカッターリシャープニングユニットを搭載し、カッター交換の手間を大幅に削減しながら一貫した高品質を確保するための一助となっています。
グリーソンのパワースカイビングマシンでは、ワーク径600mmまでのソフト・ハード加工用カッターの完全自動再研磨を可能にする、完全一体型機上リシャープニングユニットがご利用できるようになりました。
カッターの再研磨工程を自動化することにより、グリーソンのパワースカイビングマシンはオペレータの手間を最小限に抑えることができ、頻繁な工具交換およびその後の初品検査サイクルにかかる時間を大幅に短縮することができます。さらに、外部へのツールメンテナンス委託のコストを回避することができます。
一般的なカッター再研磨プロセスと比較して、新しいオンボードユニットはひときわ高速で簡単です。機械の各軸が、カッターを研削砥石に対して位置決めします。その後、カッターを割り出し、インフィードしながら、搭載されたカッターリシャープニングユニットが研磨ストロークを実行します。これら一連の流れはすべて自動で実行されます。最初に加工されたギヤに基づいて補正が行われた後、安定したギヤ品質が工具の寿命を通して簡単に維持できます。
ワーク1個当たりの工具コストは、機外での再研磨、初品検査後のマシン調整、ならびに再研磨サイクルのための取扱いおよび物流コストとくらべて、かなり低くなります。在庫管理のカッターが大幅に少なくなると、工具への投じられる予算が大幅に削減されることになります。
もっと詳しく：
www.gleason.com/ps-cutter-sharpening
グリーソンはギヤ加工ソリューションの世界的リーダーです。 トータルギヤソリューションを掲げる私たちのミッションは、ギヤ設計ソフトウェアの開発、歯車加工機とその他付帯設備、測定機とオートメーションソリューションの開発、製造から販売にまで及びます。 当社の製品は、自動車、トラック、航空機、農業、鉱業、エネルギー、建設、電動工具および海洋産業の顧客、そしてさまざまな産業機器市場にサービスを提供する多様な顧客によって使用されています。 グリーソンは、米国、ブラジル、ドイツ、スイス、インド、中国、日本に製造拠点を持ち、南北アメリカ、ヨーロッパ、アジア太平洋地域に販売およびサービス拠点を持っています。 グリーソンコーポレーションについての詳細は、www.gleason.comをご覧ください。
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