2025年7月22日
設計・製造・測定 EMO 2025
設計・製造・測定:グリーソン、EMO 2025(ドイツ・ハノーバー)でスマートループ・ギヤ製造を発表
2025年9月22日から26日まで、ドイツ・ハノーバーで開催されるEMO Hannover 2025にて、グリーソンはホール13・ブースD18にて皆様をお迎えします。今年は「設計・製造・測定のスマートループ」をテーマに、ギヤ技術の全領域にわたる革新的なソリューションを披露します。ギヤ設計から高精度な製造、ナノレベルの検査まで、完全に統合されたプロセスをご体感ください。
展示の中心となるのは、ギヤ設計から製造へのシームレスな移行です。最新のKISSsoft®ギヤ設計ソフトウェアは、KISSsoftシステムモジュールとの統合により、トランスミッション全体およびギヤボックスコンポーネントの高度なシミュレーションを可能にし、エンジニアリングプロセスの効率化を実現します。これらの技術はブース内でライブ実演されます。
製造分野では、小型~中型ギヤの生産向けに複数の新製品を紹介します。Phoenix® 100C ベベルギヤ切削機は、ロボットや産業用途向けの高精度ベベルギヤを高速かつ簡便に生産可能。Coniflex® Pro製造システムは、クローズドループ環境において歯面応力や歯元曲げ応力を大幅に低減し、NVH性能や伝達精度を向上させます。
ホブ加工および面取り切削分野では、Genesis® 280HCDを展示。ギヤ切削と並行して、チャンファーホブおよびフライカッター面取りを組み合わせることで、大量生産と少量多品種生産の両方に柔軟に対応します。さらに、100PSiC パワースカイビングマシンは、スカイビングまたはホブ加工に加えて、ラジアル面取りも連続して1台で実行可能。複雑な形状のギヤやシャフトにも対応します。
測定分野では、175GMS nano 歯車測定システムを展示。スキッドレスプローブを用いたサブミクロン精度の測定に加え、うねり解析やKTEPS(キネマティック伝達誤差予測ソフトウェア)による高度な評価が可能。ギヤの騒音や表面異常の迅速かつ高精度な診断を実現します。
また、QFSクイックフレックスシステムでは、30秒以内での段取り替えが可能。最新の油圧式・機械式クランプシステムとともに、多様な加工ニーズに対応した高精度かつ取り扱いやすいワーク保持ソリューションをご覧いただけます。
さらに、グリーソンのツーリングソリューションも幅広く展示。研削・ホーニング用の高性能仕上げ工具、あらゆる機種に対応可能な超硬スカイビングカッター、ヨーロッパ製のHSS・超硬ホブおよびミーリングカッター(ウォームギヤホブや大モジュールホブを含む)など、あらゆる業種に対応可能な工具群を紹介します。
最後に、グリーソングローバルサービスでは、デジタルメンテナンスツールや近代化プログラム、専門家によるサポートを通じて、機械のライフサイクル全体にわたる稼働率と性能の最大化を支援する取り組みをご紹介します。
ぜひEMO 2025のグリーソンブース(ホール13、ブースD18)にお越しください。無料入場券の登録は下記より可能です。
グリーソンは、歯車技術におけるグローバルリーダーです。グリーソンの「Total Gear Solusions」は、歯車およびトランスミッション設計ソフトウェアから、歯車製造機械および関連アクセサリー、歯車計測機器、自動化システムの開発・製造まで多岐にわたります。グリーソンの製品は、自動車、商用車、航空宇宙、農業、鉱業、エネルギー、建設、電動工具、船舶、その他多くの産業機器市場のお客様にご利用いただいています。グリーソンは米国、ブラジル、ドイツ、スイス、インド、中国、日本に製造施設を保有し、北米および南米、ヨーロッパ、アジア太平洋地域に販売およびサービスオフィスを展開しています。グリーソン・コーポレーションの詳細については、www.gleason.comをご覧ください。
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